ソーラーセルフメンテコートの機能
「ECOビジネス倶楽部 栃木店」の「ソーラーセルフメンテコート」は、さまざまな機能でソーラーパネルを汚れから守り、発電量の安定化を実現します。こちらでのページでは、ソーラーセルフメンテコートの特徴・特性についてご紹介します。
ソーラーセルフメンテコートの特徴
1.帯電防止機能 | ソーラーセルフメンテコートには、高い導電性のある酸化スズが使われています。これにより、静電気の蓄積を防いで帯電を防止し、汚れが付着しにくいようにします。 |
2.常温速乾 | ソーラーセルフメンテコートは常温下で速乾し、ただちに防汚・帯電防止効果を発揮します。 |
3.超親水性 | 水滴と固体表面の接触角が限りなく0に近くなる性質のことを、超親水性と呼びます。超親水性の固体表面に落ちた水滴は、表面張力で膨らむことなく均一に広がり、すぐに流れおちていきます。ソーラーセルフメンテコートを施すことで、モジュール表面に超親水性の膜ができ、雨やによって自然に汚れが落ちるようになります。 |
4.ハードコート | ソーラーセルフメンテコートでは、酸化タングステンを用いてハードコート性を強化しています。強度が増すため傷がつきにくくなるほか、耐薬品性が高められることで化学品による変色・退色、酸性雨による劣化からモジュール表面を守ります。 |
5.くもり防止 | 超親水性によってウォータースポット(水染み)や表面のくもりを防止し、可視光の透過率低下を防ぎ発電量を安定化させます。 |
6.高透明・低屈折 | ソーラーセルフメンテコートは、塗布したモジュール表面の反射・映り込みを抑制します。これにより、太陽光を効率的にモジュール表面に集め、高い発電量を維持します。 |
この効果によって、ソーラーセルフコートは……
汚れがつきにくく、雨によって自然に洗い流せるメンテナンスフリー性能を獲得!
ソーラーセルフコートの成分・機能
ソーラーセルフメンテコートは、10nm(ナノメートル)以下という超微粒子サイズのシリカ粒子や酸化スズ、酸化タングステンなどを使用した100%無機材のバインダー(接合剤)です。それぞれの成分の特性を活かし、高透明度・常温硬化・速乾、超親水性機能、耐薬品性、超ハードコート性などを実現。ソーラーパネルのモジュールを保護し、発電量を安定させるために必要な機能を備えています。
成分 | 機能 |
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シリカ(SiO2) | 超親水密着バインダー機能 、超親水効果 |
酸化スズ(SnO2) | 帯電防止機能 |
酸化タングステン(WO3) | 耐薬品性・超ハードコート性 |
TiO2+Pt | 光触媒 |
Pt(プラチナ) | 性能アップ |
精製水・メタノール |
最大15年の対候性!長期間にわたって発電量低下を実現
紫外線や熱、湿度、風雨など自然環境に対する耐久性のことを「対候性」といいます。対候性試験では、人工的につくりだした環境下で工業製品の劣化速度・耐久性を検査します。下の表は、大手ガラスメーカーが実施したソーラーセルフメンテコートの対候性試験の内容と、ソーラーセルフメンテコートの試験結果です。
対候性試験内容
試験内容 |
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室温85℃湿度85%以下の環境下で1,000時間の対候性試験(通常の環境下での10~15年に相当) |
膜表面の劣化状況を3項目で確認する ・表面抵抗値=帯電防止性能 ・可視光透過率=透明性 ・触角=超親水性 |
対候性試験結果
基準項目 | 合格評価基準 | 試験結果 | 判定 |
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表面抵抗値 | 1010Ω/□以下 | 109Ω/□~108Ω/□ | 合格◎ |
可視光透過率 | 90%以上 | 91.9~90.7% | 合格◎ |
水滴接触角(°) | 20°以下 | 00~12.6° | 合格◎ |
ソーラーセルフメンテコートは、すべての基準項目で合格評価基準を大きく上回り合格。現場施工用として、自然環境における10~15年の対候性があることが証明されました。ソーラーパネルのモジュール表面に塗布すれば、長期間にわたって傷や汚れ、くもりを防止し、発電量低下の原因を予防することが可能です。発電量安定のためにも、ぜひECOビジネス倶楽部のソーラーセルフメンテコートをご利用ください。